桃の節句とお雛様。

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 子供だった頃、家には、お雛様がなく母親に幾度となくせがんだものでした。
だから私に娘が生まれ初節句を迎えるのに母は孫にというより、きっと私にお雛様を贈ってくれたのだと思います。

もう13年前になりますが、浅草橋で待ち合わせをして何軒ものお人形屋さんを回りました。そして決めたのが、質実堅実派の母らしく段飾りじゃなく親王飾りの良い物をというこのお雛様です。

だのに出してあげるのが、ダンダン遅くなっちゃて今年も仕事が休みの今日になちゃいました。揚句に当の娘は見慣れないお雛様を気持ち悪い呼ばわりするんです・・・ゴメンネ。

でもね、お雛様が届いた日、私はとっても嬉しかったよ。