浦島花子の現代通勤電車内考

都会まで仕事に行くようになったのは20年ぶり位です
通勤電車にも慣れ、周りを見るユトリが少し出来ました
すると、気が付いたのですが

電車の中で新聞を読む人が少なくなった・・・・様な

車内放送では車掌さんが
「新聞等は周りの方に迷惑の掛からぬよう・・・」
と云っているので、そうだよな~と周りを見ると
エッ!そんな人いないジャン!更に良く見ると「あ~いた、いた」という感じでした

私がOLとして小田急線、山手線を利用していた頃は
ガタンゴトン~という電車の音と男の人の新聞をめくるガサゴソという音は朝の電車のBGMの様なものでした
日経などを見てビジネスに必要な情報を必死になって取り込んでるんだな~という風でした
そういえば、漫画を見てる人も文庫本を読んでる人の数も格段に減った様な気がします

昨今、新聞の購読者が減っていると耳にしますがこんなところにも、その一端が見られるんですね
携帯、パソコンを代表とするメディアの多様化の影響でしょうか?
私たちは印刷した文字を見る機会がこれからもドンドン少なくなるのでしょうか?
印刷した消しゴムでは消えないものよりもクリアボタンひとつでどうにでもなる
そんなモノに無意識に惹かれて行くのでしょうか?