越後屋の傘は今も・・・

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「夕方にわか雨が降るでしょう・・・」と天気予報は告げていました
にも拘らず傘を持って出ない私・・・

仕事を終え友達との待ち合わせ場所に急ごうと空を見上げると
雨粒が顔を濡らしました
まぁいいや!と足早で歩き出したのですが
びしょ濡れのおばさんは絵にならないなと三越本店に飛び込んだものの・・・
ちょっと~傘まで三越価格ジャン!私には買えないよと店を出ようとしたら・・・
傘立てに同じ傘が沢山 もしかしたら・・・と
受付嬢に「アノ傘はどういった方が使えるんですか?」と問うと
「はい、主に駐車場に行くお客様ですが、よろしかったらどうぞお使い下さい。次回ご来店の際にお持ち下されば結構です」とのお返事を頂いた
お~地獄で仏か?早速拝借し お陰さまでなんら雨に濡れることも無かった

そして一夜明け新聞を見ていると
古川柳に
<江戸じゅうを越後屋にして虹がふき>というのがあり
越後屋が雨が降ると通りすがりの客にも傘を貸していた・・・
これをたとえに現在の経済界の話が載っていたました


それよりも何よりも越後屋三越と名を変えても 今も昔も変わらずお客様に不意の雨の時に傘を貸し続けていることが
とても嬉しくなった いつまでも そしてその精神が他の部分にもずっと生き続けて欲しいと思った

デパートと云えば伊勢丹の私だがちょっぴり三越びいきになりそうだ・・・