夏祭りは ちょっと悲しい

梅雨明け宣言を 待ちわびていた太陽が 待ってましたとばかりにギラギラ輝く今日
八王子の特養にいる母の所に行って来ました
夏祭りということで いつもは面会の方に会うこともないのですが
今日ばかりは アチラにも コチラにも ご家族の方と談笑する姿が見られます

私が着くと 母は車椅子に座り ステージのフラダンスを見ているトコロでした
目を見合すと 私はいつも「誰だかわかる?」と聞いてしまう・・・
「わかる pirotin」「持って行ってもらうモノがあるから・・・」と話してくれました
施設の方達の心尽くしの 出し物 そして出店が並ぶ中
母は立て続けにジュースを2本飲み干した 余程喉が渇いていたんでしょう

賑やかな場所が苦手な母は 早々に部屋に引き上げ
「これ持って行って あげるから」とティシュ5箱パックを差し出します
更に「なんかに使って」とオヤツが載せられていた様な小皿を8枚位とコップを差し出しました
思うに・・・オヤツの時毎に娘に渡そうと そっと引き出しに小皿を忍ばせた母
その気持ちを考えるとナントも云えぬモノがあります

でも ひとつ言えることは 母はずっと 私の母なんだ