辻井信行ピアノリサイタル

人々の期待を込めたざわめきが 会場を埋める
そしてピアニストの登場と同時に 一瞬にして水を打った様な場内
リサイタルでは 当たり前の情景
だけど こうする「力」を持った人が 一体どれだけいるのだろう

日々の努力・・ 鍛錬・・ 積み重ね・・ 根性・・ 才能・・ 
どれだけの言葉を重ねればいいのか分からない
ソレを出来た人にだけ 与えられる「力」なのかな


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音楽の素養のない私ですので 私には勿体ないリサイタルだったかもしれません
でも もしかしたら素養がないからこそ ここまで素晴らしいものを聴かないと
本当の良さが分からないのかもしれません
そう感じる程でした

全身を耳にして聴き入る2時間 
心の栄養になりました
素敵な時間をありがとう


何度もアンコールに応えてくれる気持ち
クラシックの重厚さに比べると 素朴に感じる自作の曲の心地よさ
それを自分の言葉で紹介する 彼の誠実さ
息子位の年齢の彼の仕草の愛らしさ
いくつもの魅力を発見出来ました